陰謀理論

先日、京都大学の本山教授を招いて、「戦争の民営化」について学習会を開いたのだが、そこで教授は「陰謀理論」について語られた。ウソは大きいほどだましやすい、と言う。世界を牛耳る権力者が大きなうそをつけば、これはほとんどの人々がだまされてしまう。例えば「人類初の月面着陸」。アポロ11号のアームストロング船長が月面でピョンピョンはねていた映像を、小学生だった当時、食い入るように見ていた。その後の万博で、「月の石」を見に行きたくてたまらなかった。月の重力が6分の1なので、走り高跳びをすれば数メートルは飛べる、などと級友らとしゃべっていたものだ。あれがウソかもしれないとは・・・。
宇宙飛行士の野口氏が帰還し、テレビインタビューで「これで人類は近い将来月にいけるかもしれない」と語ったそうだ。翌日の新聞ではその発言はカットされていたが、たしかに中継で流れた、と教授は言う。つまり宇宙飛行士の間では「人類はまだ月には行けない」というのが常識なのだろう。
言われてみればそうなのだ。どうやって月面に着陸したのか?時速数千キロ以上で飛ぶロケットを着陸させるためには、ものすごい逆噴射をしなければならないだろう。現在のスペースシャトルは、地球に帰ってくるときは飛行機となって滑走して着陸する。当時の技術で、どのように月面に降り立ったのであろうか。月には空気抵抗もないというのに。
月面に立てたアメリカ国旗が揺れているというのもおかしな話だ。空気がないから風は吹かない。もっともある番組で、「あれは国旗に細いポールが通っていて、ピンとはじかれたから、その反動でゆれている」としていたが、それもまた証明されていない。肝心のアポロ宇宙飛行士たちが、その後表舞台から姿を消しているのも、疑わしい。
そして9.11テロである。同時多発で4機の飛行機が激突・墜落したのであるが、そのうちの1機はペンタゴンに突っこんだとされる。「ボーイングを探せ」というビデオがあるが、それによると、ペンタゴンに開いた穴は、ボーイングの機体より小さいのである。さらに現場からはボーイングの機体はおろか、車輪、翼などは出てこないし、なにより乗客の遺体も出てこない。ペンタゴンの穴からは、パソコンが無傷で残っているのが見える。飛行機が突っこんだ穴に、なぜパソコンが燃えずに残っている?
ボーイングは大西洋に沈められたのではないか。そしてペンタゴンに小さな爆発を起こす。「テロリストはアメリカ本体を狙っている」と思わせるために。
そして「テロとの戦い」が始まった。ブッシュは「これは戦争だ」と言った。ウソは大きいほどだましやすい。かくしてネオコンたちは戦争に突き進んでいく。アフガンやイラクで罪なき多数の人が殺され、アメリカはイラク石油の利権と、中央アジアの天然ガスをインド洋まで引っ張る中継点となるアフガンを手に入れた。
私たちは「人がいい」ので、コロっとだまされているのかもしれない。事態を「逆から考えるクセ」を身に付けないといけない。この事件で誰が得をしたのか?という視点だ。
例えばイラクでテロリストが自爆を行って、今、スンニ派とシーア派の対立をあおるグループがいる。でも普通のスンニ派とシーア派は特段いがみ合っているわけではないし、対立せずに仲良く共存しようと思っている。そんなところに、例えばシーアのモスクに、スンニ派過激組織を名乗るテロリストが、自爆し、多数のシーア派を殺す、という事件が頻発している。これによって誰が得をするか?それはイスラエルだと思う。イラクという強力な国が、統一されて人々が共存して、戦後復興し、自力をつける、という展開はイスラエルにとっては好ましくない。むしろ、イラク人同士がいがみ合って、とういつせず弱小国でいてほしい。イラクとイスラエルは、互いにミサイルを打ち合った過去を持つ。
イスラエルには世界でもっとも優秀といわれる諜報機関、モサドがいる。モサドはイラクに入り込んでいるだろう。豊富な資金で、モサドが「自爆テロリスト」を育てているとは考えられないだろうか?
9.11テロの時、WTCビルにはユダヤ人は出勤していなかったそうだ。事前に、その日はWTCには行かないように、という情報が流れていたという。
アメリカ系メディアの流す情報を疑い出せばきりがないが、信じきってしまうのは危険だ。むしろ「疑ってかかり」ながら、検証していくことが必要だ。

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このページは、nishitaniが2005年11月18日 12:41に書いたブログ記事です。

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