ハッサンが無事!

5月17日、午後1時(現地時間)無事アンマンに到着。いつもながら、イラクからヨルダンに帰り着くと、本当にほっとする。生還という言葉はあまり日本では使わないが、イラクでは生還という言葉に、実感がこもってしまう。
アンマンでは何事もなかったように市民生活が営まれている。当然といえば当然であるが、この当たり前のことが、イラクでは、戦争によって奪われている。
例えば、アンマンでは信号があって、人々は青になれば発信する。「何やそれ、当たり前やないか」と言うなかれ。法律、秩序のない世界では、そうしたルールは破られ、「早く発進しないほうが悪い」となる。今のイラクがそうだ。バグダッドでは、交差点の信号は、イラク戦争後、一度も点灯していない。電気がないからではない。ルールがないからだ。力の強いものが勝つ。銃をぶっ放したものが獲物を獲得できる。
そんな社会に誰が住みたいだろうか?
バグダッドでは毎日100人単位で人々が殺されていく。殺人者は逃げ切って、また新たな殺人を犯していく。まさに「無政府状態」。今、皆さんがこのブログを読んでいる瞬間にも、イラクの普通の人々は恐怖の中で生活している。ただ、日本ではその実態が報道されないだけだ。
こんな状態のイラクであるが、本日は本当にいいニュースばかりで嬉しい限り。
1 イサームラシードとイサーラちゃんが無事国境を越えたというニュースが入った。
2 3日間連絡の取れなかったハッサンと電話がつながり、彼の無事を確認できた。(これについてはまた詳しく報告する)
ということで、19日夕方に帰国する。今日は久しぶりに日本酒で乾杯!

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ハッサンが無事!

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.nowiraq.com/mt/mt-tb.cgi/85

コメントする

このブログ記事について

このページは、nishitaniが2006年5月18日 11:31に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「アンファール省を訪問」です。

次のブログ記事は「イサームの報告会」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01