関テレと朝日放送に出演

レバノン南部にばら撒かれたクラスター爆弾の被害について、10日夜関西テレビのニュースアンカー、11日夕方朝日放送のムーブで、その映像を流すことができた。クラスター爆弾を踏んで大怪我をしたシャディさん(27歳)の治療の様子を、両テレビ局ともに放送した。
「お茶の間に流す映像としては、(特に夕食時なので)かなりエグイですが、これが戦争の実態だから」と、放送してくれることになった。
広島・長崎でもそうだろう。リトルボーイ、ファットマンが投下され、きのこ雲ができる映像も重要だが、被爆者の顔が焼けただれて、ガーゼを巻き、そこから蛆虫が出てくる映像を見て、「絶対に核兵器は許されない」と、感じるのだと思う。
10月9日に北朝鮮が核実験をして、テレビのワイドショーでは「もし東京に核兵器が落とされれば100万人が犠牲に」とか「そうなる前に先制攻撃も含めた対応を」などと、「最悪のシナリオ」を並べて、恐怖をあおっているようだ。
思う壺である。誰の?ブッシュと安部内閣の。
もちろん核実験(これも本当に核実験か怪しいが)を強行したとされる北朝鮮は厳しく批判されるべきだが、ミサイルを発射したときに麻生外務大臣が「金正日に感謝しなければならないかも」と言い放ったように、これでグーンと「戦時体制」に近づくことができるし、憲法も改悪できそうな情勢になってきた。「良くやった金ちゃん!」というところではないか。
私の出演した番組では、「クラスターのような非人道兵器は絶対に廃棄させなければならない」とコメンテーターの皆さんも論じていただいた。昔の戦争は、兵士と兵士が前線でにらみ合って、突撃!というパターンだったが、現代の戦争は「テロとの戦い」であるから、戦場は、普通の町の中で起こるのだ。「ヒズボラが潜んでいるかもしれない」から、クラスターを撃ち込むのであって、結果として死ぬのは民間人である。
戦争民営化のところでも書いたが、かつての戦争のイメージ、戦争とは国と国がするもの、広大なバトルフィールドがあって兵士と兵士が殺しあうもの、というものは捨てたほうがいい。現代の戦争は「普通の町が破壊される」のだ。
核兵器はその意味で最悪の「非人道兵器」である。しかし経済制裁をしても逆に金体制が強化されるだけではないだろうか?経済制裁が成功した例などほとんどないし、多くの子どもが飢えで死ぬだけだと思うのだが・・・。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 関テレと朝日放送に出演

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.nowiraq.com/mt/mt-tb.cgi/60

コメントする

このブログ記事について

このページは、nishitaniが2006年10月13日 11:02に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「レバノン戦争の裏側にあるもの」です。

次のブログ記事は「ブログ再開」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01