
写真のムラート君は、前述のとおり、10月12日ラマダン明けの祭り初日にテロに遭い、重傷を負った。現在スレイマニア市のNGO国境なき医師団が、彼のやけどの手当てをしている。やけどが落ち着くと、次は胸に突き刺さった鉄片を取り除く手術、そして複雑骨折しているあごの手術、最後に失明してしまった右目の手術だ。
担当医師が「相当なトラウマを受けている。この子の人生は暗いものになる」と語った。そうかもしれない。でもキルクークテレビ局で、地雷によって片目と右手の指を失った青年が、テレビの編集の仕事のためにコンピューターに向かっていた。同じく片手と片目を失った青年が、サッカーの選手として活躍していた。この子はまだ13歳だ。可能性は無限大。何年か先に、元気で働く姿を見たいものだ。
「この子一人を救出しても解決にはならない」かもしれない。でも「できることからはじめる」ことも事実だ。
来年3月に、またスレイマニア市を訪れる予定なので、その時、何がしかのサポートができていればいいな、と思う。1年間という長期入院が予想されている。家族は「見捨てないで」と訴えている。みなさん、どうか、小額で結構ですので、募金にご協力をお願いします。
募金のあて先: 郵便局 00970−5−222501 イラクの子どもを救う会 または 三井住友銀行 吹田支店 普通 3712329 イラクの子どもを救う会 西谷文和 まで。
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