アンマンに到着

昨日(4日)現地時間で午後3時半に、無事アンマンに到着。あと1週間ほどでラマダンが明ける。ラマダン中は、特に午後3時頃から6時頃までが一番しんどい時間。何せ、日の出から今まで飲まず食わずで過ごしているから、疲れがピークなのだそうである。ドライバー兼通訳のハーミドが「ラマダン中は交通事故が多い。特に夕方。みんなお腹がすいて気が立っているんだ」。確かに中東の、普段から荒っぽい運転がさらに荒っぽさを増している様子。
午後6時半、モスクから「日の入りを告げるアザーン(お祈りのお知らせ)」が流れれば、いっせいに食事開始。レストランは満杯。みんな嬉しそうに料理にかぶりついている。もし日本で「ラマダンをやれ」と言われたら、私たちは約一ヶ月間我慢できるだろうか?
日の出が6時とすると、大抵私は7〜8時に起きるので、朝飯はアウト。何も食べずに夕方まで持つわけがない。アッラーも酷なことを人々に要望するものだ。
「なぜラマダンをするの?」と主婦サマーに尋ねた。
「昔、人類は貧しかった。農耕を覚え、狩りの技術が発達して豊かになった。さらに今でも貧困地域では満足に食べられない人々がいる。だから年に一回くらいは、貧しかった頃を思い出そう、貧困な人々の立場になってみよう、という意味を込めてラマダンをするのです」との答え。
断食に耐えられない子どもはどうするのか?それは「耐えられる年齢までは食べてもよい」のだそうだ。大抵小学校の高学年、中学校くらいから大人に混じって断食に参加するのだという。
そんなラマダンもあと一週間。ラマダン明けのフィトル祭で、人々の喜びは爆発する。ラマダンは太陰暦で考えるので、今年は10日頃に明ける。大まかに言えば、一年につき約11日前倒しになっていく。私が始めてイラク入りしたのが11月中旬で、バグダッドはラマダンの真っ最中だった。あれから4年。今や9月にラマダン入りするようになった。夏のラマダンは夜が短いので厳しい。ともあれ、今回の旅でフィトル祭を取材しようと思う。

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このページは、nishitaniが2007年10月 5日 02:04に書いたブログ記事です。

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