ジャーハダ、完成しました

長らくこのブログが開店休業状態で、多くの人から「やめたのか?」とお叱りを受けた。反省。10月2日からイラク入りを目指して中東へ飛ぶので、そろそろ再開しなければならない。

本日9月25日は、新作DVD「ジャーハダ」の完成試写会である。「ジャーハダ」とはアラビア語で「闘う」という意味で、動名詞化すれば「ジハード」になる。「ジハード」はテロリストが好んで使うので良いイメージではなくなったが、元々は「苦労して闘い取る」というような意味の単語だ。因みに「闘う人」は「ムジャヒディーン」。

アラビア語は一つの単語から、多くの言葉が派生して生まれてくる。「タラバ」というのは「求める」という意味の動詞だが、「求める人」で「タリバーン」。知識を求める人=学生というわけだ。日本では「タリバン」もイメージの良くない単語になっているが、本来は「知識を求める人」という美しい単語なのだ。

「ジャーハダ」は36分の作品で、全体を5つの章に分けた。「あふれ出す難民」「生物化学兵器使用疑惑」「戦争の民営化」「ムラート君を救え!」「ファイト!闘う君の唄を」の5つである。どれも私にとって思い入れの深い映像を使っているのだが、やはり大事なのは「ファイト!」だろう。「日本人は怒らなくなった」「いつまで羊のように毛をむしられ続けるのか」といったような「評論」を聞くことが多いが、いつの時代も現状の変革を求めて闘う人がいる。

これはイラク人も一緒。武装勢力ではなく、集会やデモ行進など、平和的手段で米軍の撤退を求める人々がたくさんいる。しかし彼らの集会やピースパレードは報道されず、テロ事件ばかりが報道される。日本で5人の総裁選挙や橋本知事の「暴言」ばかりが報道され、9条の会などのピースパレードが報道されないのと似ているのかもしれない。

そんな「本物のムジャヒディーンたち」にスポットを当てたのがこの作品である。ぜひご覧いただき、上映会などを開催していただければと切に願う。

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このページは、nishitaniが2008年9月25日 16:09に書いたブログ記事です。

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