ドバイの休日

本日はドバイ初日。早朝にチェックインして、爆睡。午前11時頃に目覚めて外へでるが、暑い。すでに気温は40度ほど。今年6月にスーダンへ行き、そこで50度近い猛暑を経験。帰国すれば日本でも猛暑。ようやく秋の気配を感じる頃に、またドバイへやってきて猛暑。なんか今年は夏ばかりである。

本日はラマダン明けのフイトロ祭で、なおかつ金曜日(休日)。ほとんどの店は閉店していて、開いているのは旅行者向けのホテルや24時間営業のスーパーと、わずかにレストランがちらほら。
ドバイ中心部のバスセンターあたりは、シャッターを下ろした店の前で、多くの男性たちが所在なげにたむろしている。彼らは出稼ぎに来ているインド人、バングラディッシュ人たちだ。ほとんどが建設現場で働く人々で、金満国家ドバイの底辺を支える労働者だ。

この町では出稼ぎ労働者にも階層があるようだ。例えばタクシー運転手はパキスタン人が多い。この国のタクシー労働者は「強気の商売」ができる。タクシー台数より圧倒的に客のほうが多いので、平気で乗車拒否をする。規制緩和でタクシーの車が駅前に列を成す日本とは正反対だ。商売上手なパキスタン人の中には、小金をためて旅行社を立ち上げ、観光客相手に日銭を稼いでいる。下町の定食屋はインド人が多くて、ホテルのボーイはネパール人。最底辺の建設現場はバングラディッシュ人といったところ。

ドバイに宿泊するのは3度目であるが、どうもこの町を好きにはなれない。町では普通に英語が通じるし、インドカレーはうまくて、素敵なバーもある。しかしなぜか腹立たしい。世界一ののっぽビル、「ブルジドバイ」や海に国家を浮かべた「ザ・ワールド」など、どこか「町全体が成金趣味」なのだ。アンマンやダマスカスでは「ドバイで働くのが夢」と言う若者たちが多かった。一攫千金を夢見てドバイで一旗あげようとしているのだろうが、私にはダマスカスやアンマンの町のほうが、ずっと落ち着いていて「風格」を感じる。町の格より、金なのだろうか?

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このページは、nishitaniが2008年10月 4日 01:44に書いたブログ記事です。

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