カトリーナちゃんの場合は…

劣化ウランダンデ 皮膚がん? 2.jpg


カトリーンちゃん(10)に出会ったのは、モスル郊外のハムダニーヤ総合病院。左足に巻かれた包帯がほどかれた時、ハッと息を呑んだ。
これは何らかの衝撃がかかって、皮膚が削り落とされたのではない。生まれつき皮膚が完成しておらず、内部組織が露出しているのだ。彼女の右足は細く、普通に見えるが、左足はむくんで太くなっており、そしてかかとにこの症状。
残酷だけれど「歩いてみて」とリクエスト。
父親が彼女を立たせたが、彼女の両足は力なく、身体がぐにゃりと折れ曲がった。
「歩けないんだ」と父親。彼女のかかとを触りながら「そして下半身に感覚がない」。
下半身の神経が麻痺しているので、オシッコをもよおさない。従って24時間垂れ流しのため、10歳にしてオムツを欠かせない。
「劣化ウラン弾だ」父親の同僚がつぶやく。父親はこのハムダニーヤ病院の警備員なのだ。
バグダッドにもモスルにも、このような子どもが山ほどいる。
本日、オバマが新大統領になった。今後オバマは、ブッシュの負の遺産を処理しなければならない。米国が抱えるもっとも大きな負の遺産は、イラク戦争であろう。
一刻も早く、米軍を撤退させることはもちろんだが、この劣化ウラン弾の使用に対する、謝罪と補償を行わねばならないだろう。

       

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このページは、nishitaniが2008年11月 5日 18:37に書いたブログ記事です。

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