ムハンマド君(3)とは、ハムダニーヤ病院の玄関前で偶然であった。テレビ用に、病院玄関前で「ここはモスル近郊…」としゃべっていたら、母親に抱きかかえられて、この子が通りがかった。
やはり息を呑んだ。「何や?どうして?」という疑問しか浮かばなかった。
イラク北部のドホークという街で診察してもらったが、「イラクでは治らない」「戦争が原因だろう」と言われた。
彼の兄は6歳で正常。イラク戦争前に生まれている。おそらく劣化ウラン弾の影響だろう。
米軍は、モスルに対してもかなりの量の空爆を行った。モスルは今、最もテロが起こりやすい街で、今後も「アルカイダがいる」と、空爆するだろう。
モスルは、バグダッド、バスラに次ぐイラク第3の都市。この3都市ともに、ウランと化学物質、重金属の毒性などで「複合汚染」されている。
被害はどこまで拡大するのだろう…。

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