豚がいた教室
映画「豚がいた教室」を、家族と一緒に観た。豚のPちゃんを6年2組で飼育して、最後はそのPちゃんを食べるか、飼い続けるか、子どもたちが真剣に悩み、議論する。実際に大阪の能勢であった実話を映画化したものだそうだ。
最初は「卒業まで飼育し、そして食べる」ことを条件に飼い始めるのだが、Pちゃんがかわいいので、Pちゃんにどんどん夢中になっていく子どもたち。
春にはPちゃんの小屋を作り、夏の台風ではみんなでPちゃんを守り、秋には家出したPちゃんをみんなで探し出して保護する。
やがて冬になり卒業式の準備。クラス会で激論。「Pちゃんは家族のようなもの。食べられるわけがない」「でも、最初は食べるって約束だったじゃない」「食べることによって、Pちゃんは僕の体の中で生きていくんだ」「そんな残酷なこと」…。結論が出るどころか、泣き出す子どもたちが続出。
そんな中、一人の女子生徒が「命の長さは誰が決めるの?」
誰も答えることのできない問いに、教室は悩み続ける。
今、ガザで、イラクで、アフガンで、無実の人々が虐殺されている。いったい命とは何だろう?
一匹の豚と6年2組の子どもたちを通して、命の尊さを考えさせてくれる、この映画。未見の方はぜひ。
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