イラクから最新メール

モスル中央病院の医師たち.jpg

明日、イラクへの出発を控えて、現地からメールが届いた。このメールは「救う会ニュース」09年2月号にも一部掲載しているが、ここで全文を紹介したい。一つは、イラク北部 モスル市のサウファンから。
写真はサウファンが勤めるモスル中央病院の医師と、足曲がりの子ども。

A)2009年1月18日 モスルのサウファンより
西谷さん、元気ですか?
私はモスル中央病院を訪問し、院長と話し合った。
彼は(がん?)患者が昨年より急増していると答えた。今度イラクに来たときは、院長とのインタビューが設定できると思う。
そして、日本の島津製作所かどこかが作った「コバルト照射機械」を調達できないだろうか?

B) 2009年2月4日 サウファンより
先日お知らせした古いコバルト照射機が、2~3週間前に壊れてしまった!!
今は患者たちは、シリアかヨルダンに行かねば治療を受けられない。
院長はどんなシステムでもいいから、これと同じ性能を持つ機械がほしいと言っている。もし高価であれば、中国製のものを買うつもりだ。
モスル訪問は大歓迎だ。今度来るときは、もう少し状況が良くなっていればいいのだが。
連絡を取り合って。
何か良いアイデアがあれば。
サウファン

続いて、イラク中部在住の ハッサンアボッドから。彼は州議会議員選挙に立候補し、今はその結果待ちだ。

2009年2月2日
西谷さん
気遣ってくれてありがとう。イラクを訪問中は、私はあなたを守るためにベストを尽くすだろう。なぜなら、あなたはイラクの戦争被害者の立場にいるし、イラク人たちはイラクの本当の姿を、もっと切実に伝えてほしいと思っているからだ。
先の議会選挙で、私は地元から多くの得票を得た。しかし他のイスラム政党に比べて、資金が足りなかったために、十分な選挙活動ができなかった。しかしまだ私は楽観的に状況を見ている。
というのは、私には「イラク人を救ってきた人物」という良い評判があり、バビロン市において、どこへ行っても「日本人がイラクを手助けしてくれる」と示してきた。そして多くの感謝の声を聞いた。
私は日本のみなさんが医薬品その他を援助してくれたことを決して忘れない。私たちイラク人がこのことについて、きっといつかお礼できる日が来るだろう。私たちは好意を決して無にしない。
友人よ、この感謝の気持ちを、ぜひ日本のみなさんに伝えてほしい。そしてもう一度日本でみなさんとお会いしたい、と。日本を再訪し、友人に再会できる日を夢見ている。
ハッサン・アボッド
イラクにて

さて、このモスルとヒッラに入ることができるか、いよいよ明日出発だ。


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このページは、nishitaniが2009年2月17日 17:10に書いたブログ記事です。

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