東芝?の扇風機を贈る
2月27日、「できの悪い(笑)」通訳のファラドーンと、カラア避難民キャンプへ。昨年毛布を全家庭に配っているので、「お前を覚えている」という人がたくさんいて、話が順調に進む。
いくつかのテントを訪ね。今何が必要かを調査。答えはWC、つまりトイレであった。飲料水は週に何回か給水タンクが来て、配給されるが、ここには下水がなく、汲み取り式のトイレが一箇所のみ。人々は外で用を足している。
さすがに下水システムは援助できないので、その次に必要なものは?という問いに、「扇風機」。現在は短い冬であるが、すぐに酷暑の夏がやってくる。40度を越えるイラクで、扇風機なしに夏を過ごすのは困難だ。
キャンプを後に、スレイマニアの電気屋街へ。本日は金曜日なので、多くの店が閉まっていたのだが、中には商売熱心な電気屋もあって、数箇所営業している。
何店かで値段交渉。「TOUSEBA」(東芝?)なる縦型の扇風機に決める。ファラドーンは「トーセバ、ジャパン!」と喜んでいる。一台35ドルなり。「ちょっと高いのでは?」と交渉するも、「日本製だぜ。35ドルなら安いよ」と店主。「いや、これはおそらく中国製だ」と交渉するも、これらの製品には、堂々と「JAPAN」と書いてあり、35ドル以下には値切れなかった。(写真は「ヒタチェ」のストーブ)
まぁ、JAPANと書いてあるほうが、「日本からの援助だ」と分かりやすいので、結局このTOUSEBAなる扇風機に決める。
合計70台。昨年訪問したときは、100家族だったが、30家族が故郷に帰還できたのだろう。イラク情勢が徐々に落ち着きつつあることが分かる。
明日は、この扇風機を配ることになる。
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