ドバイからイラク・アルビル、そしてモスルへ
10月17日、カブールからドバイへ。ドバイはリーマンショック後の金融危機で、明らかに体力が落ちていると感じる。メーンストリートを車で走ると、あちこちの高層ビルに「TO RENT」(貸し出し)の看板。オフィスビルにテナントが入っていない。2年前には考えられなかった事態である。
世界一高い「ブルジ・ドバイ(ドバイの塔)が、スモッグのかかった空に浮かび上がる。179階建て、高さ800メートル以上。果たして最上階に住む人はどんな種類の人間なのか。空気は薄くないだろうか、エレベーターで昇るのにどれくらいかかるのだろうか、など興味は尽きない。ビルは完成しているが、一般公開されるのは来年の1月ごろだとか。
ドバイで有名なパームジュメイラへ。
ここは海をやしの木の形に埋め立てて、そこに豪華マンション、別荘などを作った、まぁ「成金趣味の典型」のような街であるが、はたしてここの豪華マンションもこの不況でどうなるのだろうか。パームジュメイラの先端に「アトランティス」という豪華ホテルがオープンした。ホテルの中には水族館まであり、海底トンネルを通ってホテルへと入る仕組み。日本も本四架橋を3本も行って、多額の借金を抱えてしまったが、本当にドバイは大丈夫なのだろうか。
カブールからわずか2時間半のフライトで、ドバイに着く。この圧倒的な経済格差、貧富の差。
さて、そのドバイに2日間宿泊し、19日イラク・アルビルに飛んだ。本日(20日)から、イラク取材を始める。本日はモスルの戦争被害者と面談する予定。モスルは少し危険であるが、取材先がモスル郊外の、厳重に警備された病院なのと、通訳のサウファンが有能なので、何とかなるだろう。では行ってきます。
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