休日の旧市街を訪問

IMG_1536.JPG 写真は「似顔絵を描いてくれ」というリクエストに応える高宮さん


12月3日、本日は金曜日なので街はお休みモード。通訳のファラドーンも故郷のハラブジャに帰り、明日以降の芸能団受け入れのための打ち合わせ。

私たちは仕方なく、(喜んで?)「オールドスレイマニア」(旧市街)を散歩。オールドスレイマニアは、城壁に囲まれた旧市街。街の中心にモスクがあって、そのモスクから放射状に道が延びている。道沿いにはさまざまな商店が軒を連ねて、人々は正装してモスクへと向かう。商店街の写真屋のそばに酒屋がある。酒屋はイスラム圏では珍しい。「ビールしかないの?」「ウィスキーもあるよ」そんな会話に、漫画家の高宮さんが反応。「ビール10本お願いします!」。この店を逃すと他に店がないかもしれない、私と同じく酒飲みの性が出る。イスラム圏で酒を買うのには一苦労である。

活気あふれる旧市街を行く。羊肉を売る店、野菜を売る店などが並んでいるその後ろに、「コー、コッココー」とニワトリの悲鳴。
数十羽のニワトリが、かごの中で鳴いていて、その後ろに包丁を持ったおじさん数人。おじさんたちは手際よく首をはね、煮立った湯の中にニワトリを放り込み、ゆであがったチキンを求める人々が列を作る。いけすの魚を刺身にして、それを振る舞う寿司屋の、クルド版であろうか。

そんな商店街のにぎわいの中、鶴笑さんが毛布の値段交渉。明日に公演を行ってその後、日本からの支援金で毛布を配る。その下準備である。
毛布は一枚1700円もする。本日はファラドーンがいないので、根切り交渉は不発。何しろ400枚ほど買うわけで、すぐには買わず地元住民の交渉で、底値まで値切ろう。
旧市街を一通り回った後、ホテルに帰ってアラビア語の練習。鶴笑さん、阪野さん、高宮さんは明日の舞台でアラビア語のパフォーマンスが求められている。
「ニンジャは何といいますか?」「拍手は?」など、肝心の言葉をアラビア語で語る決意を固める。

さていよいよ明日が国境なき芸能団の第一回目の公演となる。地元テレビも取材する中、イラク人に笑いが取れるか、今、みなさん最後の調整に入られている。

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このページは、nishitaniが2010年12月 4日 11:43に書いたブログ記事です。

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