無事 毛布を配布

雪景色 ブログ用.jpg


2月7日午前中に毛布を買い出し、午後から避難民キャンプで配布。まずはチャライカンバーレキャンプ。昨日とは打って変わって快晴で、暖かい。避難民キャンプはパグマン山脈の山裾にあるので、雪をかぶった山脈と真っ青な空が美しい。これほど美しい景色なので、平和であれば、観光客がやってくるのになぁ。
毛布を積んだトラックが遅れてやってくるので、その間にキャンプの人々を撮影する。ぬかるんだ地面に大きめのテント。「アスタバーナ」というアフガン人によるNGOが運営する学校だ。許可証がないので外から撮影。
キャンプの学校前で ブログ用.jpg

裸足の子どもがぬかるみを歩いてくる。昨日ほど寒くはないので、昼間は耐えられるが、夜になるとどうだろうか?
井戸水をくむ子どもにインタビュー。一日数回、このぬかるみに足を取られそうになりながら井戸とテントを往復する。
一輪車が荷物を載せてやってくる。ぬかるみにタイヤを取られつつ、何とか無事通過。ブルカを着た女性たちが「私たちにも毛布を」と迫ってくる。彼女たちはキャンプ近隣に住む貧しい人々。家こそ借りているが、子だくさんでこの冬を毛布なしに過ごすのは厳しいと訴える。しかし避難民キャンプのリーダーが出てきて、「俺たちの毛布だ!」と女性たちを追い払った。
トラックが到着。200セットの毛布を喧嘩しないように配布するのが大変。案の定、最後の毛布を巡ってトラブル発生。先日、携帯電話の取り合いで紛争が発生し、10人以上が負傷したという。リーダーの一人は、その紛争の責任者として逮捕され、今は刑務所にいるらしい。毛布一枚に生死がかかっているので、争うな!というのも酷なのだが…。
キャンプに毛布を配る ブログ用.jpg

チャライカンバーレ避難民キャンプで毛布を配り終え、パルワンドゥー、セ避難民キャンプへ。
こちらは200セットの毛布をスムーズに配布終了。配布後、避難民にインタビュー。生後7ヶ月の娘、9ヶ月の娘を失った父親が2人。それぞれ1ヶ月前、12日前に、ともに寒さのため死んでしまった。
未熟児 危険な状態 ブログ用.jpg


未熟児を連れてきた男性。「生後2日目だ。ここで生まれた。病院に行きたいが金がない」。未熟児は娘で、保育器に入れないと命が危ないだろう。この赤ちゃんは、かなりの確率で死んでしまうのではないか?さっき配った毛布が役に立てば良いが。
以上、今回も無事、支援物資を配ることができた。早朝より夕方まで、サバウーンと2人で買い出し、配布、喧嘩の仲裁、そしてインタビューと、さすがに疲れた。靴とズボンはドロドロで、どこかの露天で安い靴を買わねばならない。
(おそらく中国製の安い靴や上着を売る店が多数)
支援いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

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このページは、nishitaniが2011年2月 7日 21:28に書いたブログ記事です。

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