インド大使館のその後と物乞いの女性

インド大使館前 ブログ用.jpg 写真は2度テロに見舞われたインド大使館の現在の様子


2月10日、午前中にアフガン国防省へ。だだっ広い敷地に、これでもかというくらいにコンクリートの壁が張り巡らされている。ゲート前にはカラシニコフ銃やM16銃を構えた兵士たち。ちなみに2年ほど前までは、兵士の銃はほとんどすべてがAK47カラシニコフであったが、最近M16を持つ者が増えた。こんなところにもアメリカ武器商人の影が透けて見える。
ISAFプレスバッジを見せて、中に入れろ、と交渉。一昨日、国防省広報官の名刺をゲットしていたので、結構話は早く進む。

中へ入る。写真撮影がNGなのでお見せできないが、カブール一等地に巨大な省庁。「テロとの戦い」で費やされたお金の一部が、ここにも「浪費」されている。国防省の中で、いろいろあったが、何とか取材申請が受理され、あとは許可を待つのみ。スケジュールがタイトなので、早く下りることを願う。

午後、インド大使館前で秘密警察の目を盗みながら写真をパチパチ。iPhoneで撮影するが、まだまだ慣れず、下手な写真。この場所は09年10月に自爆テロがあったところ。テロ直後、私はここで取材し、あらためて昨今の爆弾の威力に驚愕した。その時の模様は、拙DVD「GOBAKU」の第2章冒頭シーンを見ていただけるとうれしいが、あれから1年ちょっとが過ぎた現場は、やはり「これでもか」というくらいの巨大なコンクリート壁。ビザ申請のためのコピー屋さん、写真屋さんなどは、すべて封鎖され、ゴーストタウンの様相になっている。インド大使館はよく狙われるので、まぁこうなるのも仕方ないかな。

物乞いの女性 ブログ用.jpg 夕刻、チキンストリートと呼ばれる繁華街をぶらぶら歩く。物乞いの女性とガムや新聞を売る少年。幼児を抱えたブルカの女性に「お礼渡すから写真を」と交渉し、撮影。100アフガニー(200円)を手渡す。撮影に手間取ると、野次馬が寄ってくるので素早く撮影するのがポイント。写真撮らせれば金がもらえる、などと知れると、我も我もとパニックになる。それほどみんなお金がない。みんなよく耐えているな、と思う。 午後6時。日がどっぷりと暮れて闇がやってくる。夜間にぶらぶらと一人歩きは不気味である。早くホテルまで帰るとしよう。

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このページは、nishitaniが2011年2月10日 22:58に書いたブログ記事です。

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