ヘラートに無事潜入

ヘラート全景 ブログ用.jpg

写真はヘラート中心部にある巨大なお城から見た街の全景

2月15日午前9時カブール空港に到着。市内からタクシーでわずか15分。空港は便利なところにある。ちなみに都心から電車で1時間以上もかけないと到着しない関空は、国際的にも異常な空港。ドバイ、ベイルート、バグダッド、ダマスカス、ハルツーム…。たいていの国は車で20分も走れば下町中心街だ。アンマンが少し遠くて、30分そこそこかかるかな?
いずれにしても関空は失敗空港なので、いくらてこ入れしても、あそこにある以上無理だ。橋下知事が異様なくらい関空を活性化させようとしても、ダメなものはダメ、なのだ。

パミール航空でヘラートを目指す。このパミール航空、1時間や2時間の遅れは当たり前、下手したら数時間待たせた上に平気でキャンセルするし、先日は墜落事故まで。世界で乗りたくない飛行機会社、ワースト5には入るだろうな。案の定本日も2時間遅れでフライト。午後2時半、アフガン西部の都市ヘラートに到着。気温12度、快晴。カブールに比べてかなり暖かい。
乗合タクシーで市内中心部へ。思ったよりも大きな街で、古いモスクや大きなお城。ヘラートは古代ペルシャの都として栄えた歴史を持つ。カンダハールやジャララバードでも走っているオート三輪。こちらではリキシャと呼ぶ。日本語が外来語化しているのだ。

ヘラート中心部のマルコポーロホテルにチャックイン。玄関に警備兵がいて、鉄のシャッターの上げ下げで出入りできる仕組み。まぁこれなら大丈夫だろう。
遅い昼食を済ませ、サバウーンと街を散策。この街で目立つのはブルカをかぶった女性の物乞い。
100アフガニー(200円)渡して、インタビュー。「夫が昨年死んでから、収入がありません。子どもは5人いて、一番下はまだ幼児。ここに日がな一日座り込んで、お金を恵んでもらっています」。そんなインタビューをしていたら、来るわ来るわ大勢の野次馬。「ニシ、ちょっと目立ち過ぎだね。早く移動しよう」。サバウーンが少し焦り始めた。野次馬たちは、ただビデオカメラが珍しいので集まっただけなのだが、目立つのは避けたい。

ビデオカメラを回しながら繁華街を歩く。カンダハールでこんなことをすれば、おそらく無謀であるが、ここヘラートでは何とかこういうことも可能。ただ、日本人であるということを悟られないようにするのが肝心だ。
リキシャに乗って巨大なお城へ。この石造りの城はおよそ2800年前に建てられたもの。石の階段を上り詰めて、王様の部屋を越えてさらに上がると城の頂上に出る。頂上からの眺めを写真撮影。古いモスクとミナレット、数百m先に、この城の城壁が半分崩れつつ、しぶとく残っている。大阪城の外堀にあたるものだろう。

一通りヘラート市内を観光し、ホテルに戻ってこの原稿を書いている。明日はヘラート州立病院を取材する予定。本日許可証を申請してきた。うまく許可が下りてくれれば良いのだが。

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このページは、nishitaniが2011年2月16日 00:23に書いたブログ記事です。

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