バーレーンに入国

2月18日夕方6時、カブール発ドバイ行きの飛行機。3時間で「普通の国」ドバイ。機中いろいろなことを考えた。今回の「中東革命」に、すぐ間近で接しているのに、やはり現場を踏まないのは、後で後悔するのではないか?
エジプトを先にして、アフガンを後にすれば、どうなっていたか…。
そんなことを考えながら、手帳を繰り返し確認。うまく行けば…。帰国後予定されている仕事に間に合うのではないか。短期間だが、中東革命をこの肌で実感したい。
で、どこに行く?エジプト、バーレーン、リビア…。リビアは2泊3日では難しい。エジプトかバーレーンだ。うーん、熟慮したあげく…。
バーレーンを選んだ。今回、エジプトには縁がなかったと感じる。逆にバーレーンは、ヘラートでテレビを見ているときに、たまたま臨時ニュースが飛び込んできた。今回はバーレーンに縁がありそうだ。
ドバイ空港の到着ロビーを出て、すぐに出発カウンターへ。なんとバーレーン行きの飛行機が、あと1時間後に飛ぶ。慌ててチケットを買い、列に並ぶ。といてもさすがにバーレーンに行く人は少なく、飛行機はガラガラ。
アフガンで疲れていたのか、飛び立った直後に寝込んでしまい、着陸と同時に目が覚める。ドバイからわずか1時間。東京〜大阪くらいの距離である。
バーレーンの入国審査。実はここが問題。当局が神経質になっているので、怪しいヤツは通さない。
「どこから来た?」「ドバイから」。
審査官は私のパスポートを繰りながら、「なぜアフガンのビザがこんなにあるのだ?」「やっぱりチェックされるんや」。一瞬くらーい気持ちになったが、気を取り直して「友達がいるんです。彼が呼んでくれるので」。審査官は別の人物をよび、その上官らしき人物が、私を別室に連れて行く。「ジャパニーズ、ここで待て」。
これは長期戦になるな、と覚悟を決めた。イスラエルでは6時間尋問されたことがある。イラクでは尋問の上に、ヨルダンまで「強制送還」されたこともあるので、「空港で徹夜」を覚悟。30分ほどあれこれ考えつつ待っていたら、「ジャパニーズ、こっちへ来い!」先ほどの上官に呼ばれ、何と私のパスポートにすんなりと印を押す。
で、こうしてバーレーンに入って、ブログを書いている。何が何だかよくわからないが、入国は認められたのだ。
取材できるのは、明日と明後日の2日間。何とかがんばって人々の生の声を拾いたいと思う。


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このページは、nishitaniが2011年2月19日 08:43に書いたブログ記事です。

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