日本もアフガンと大して変わらぬ情報鎖国

内部被曝の赤ちゃん.jpg


福島の3号基の写真をみてゾッとする。建屋だけでなく、格納容器も吹き飛んだのではないかと思われるような写真である。1号基と違って、爆発のときに炎が見えたし、黒い煙が高く舞い上がった。かなりの放射性物質が空中に舞い上がったのは確実。そしてこの3号基こそ、プルサーマル、猛毒のプルトニウムを含んだMOX燃料を使っている。
内部被曝がどれほどの悲劇を生んでいるのか、イラクやアフガンでいやというほど目の当たりにした。この写真は先月アフガンでハビーブ医師から預かったもの。専門知識が乏しいので、劣化ウラン弾が排出する放射性物質と、今回の福島第1原子力発電所から排出される放射性物質との違いについては、正確には分からない。しかしアルファ線やガンマー線が出ている以上、体内に取り込んでしまえば、人体、特に子ども、さらには胎児に与える影響は計り知れないものがあるだろう。
東電は「プルトニウムは計測していない」らしい。ほんまか!と突っ込みたくなるが、本当のようだ。こっそり測っていて隠しているのかも知れないが。
いずれにしても、内部被曝の実態を知らせていかねばならない。
「何か悪いものが入っていたに違いない」。がんの子どもを看病するアフガンの母親たちは、戦争が原因であるということを、口々に訴えた。彼女たちは劣化ウラン弾のことを知らなかった。しかし直感的に肌で感じていたのだ。
翻ってわが日本。いまだに3号基にプルトニウムがあることを知らない人が多い。アフガンも情報鎖国だが、日本も大して変わらない。

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このページは、nishitaniが2011年3月26日 00:47に書いたブログ記事です。

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