町で出会った少年は…

片目を失ったサバウーン君.jpg 写真は、クラスター爆弾の不発弾で片目を失ったサバウーン君

カブールの旧市街、カブール川の両岸に広がる大商店街、ポリキシラ地区へ。中央にモスクがあって、そのモスクから商店街が広がっている。遠くの山が雪で真っ白になり、その山を背景にして青のモスクが映える。
前回もこの商店街で毛布を買った。チャライカンバーレ避難民キャンプ用に、1000アフガニー(約2千円)の毛布を400セット、そしてテントシート700アフガニー(約1400円)を100セット、そしてトラック配送料で、合計1万ドル。大量なので、トラックに積み込むだけでも数時間かかる。アフガンはほとんど全て人力で積むので、時間がかかる。配布は明日の早朝から。
支援物資を購入した後、買い物に来ている人たちを撮影。携帯電話屋さんが露店で並ぶ。並んでいる携帯は盗品で、激安で売っている。
子どもが車の窓ふきをしているので、インタビュー。何しろ氷点下、氷るように冷たい水で洗車するので、両手はあかぎれている。11歳、朝9時からここで働いて、一日約100アフガニー(約200円)。学校に入っているので、文字は読める。そんなインタビューをしていると、片目がない子どもがいた。
通訳と同じ名前のサバウーン君(12歳)が、左目を失ったのは7歳の時。友人と不思議な金属を見つけて遊んでいたら、突然爆発した。おそらく米軍がばらまいたクラスター爆弾だろう。爆弾の破片が瞬時に目に飛び込むと失明だ。
サバウーン君は、学校に通っておらず、モスクで勉強している。モスクではコーランを中心に、文字を教えてくれる。
地雷、クラスター、仕掛け爆弾…。この国では普通に町を散歩していても、戦争被害者に簡単に出会える。無理に探さなくても、例えばカブール川の橋の上に片手、片足の人が座っている。日本の戦後もこんな感じだったのだろうな。
さて明日は早朝からキャンプへ直行する。

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このページは、nishitaniが2012年2月 5日 22:32に書いたブログ記事です。

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