孤児施設も汚職まみれ

2月7日、午前中にアフガン厚生労働省が運営する孤児施設の本部へ。30年以上も続く戦争で、この国は孤児があふれている。国営の孤児院は全土に35カ所もあって、把握しているだけで1万6千人の孤児を収容している。校長先生と面談。ここにはすでにニューヨークタイムズが取材に来ていて、いかにこの国の孤児施設に予算が行き渡っていないか、についての記事を紹介される。
すなわち、国際的な援助は、ほとんど全て厚生労働省の官僚たちのポケットに入っていて、こうした末端まで回って来ないのだ。
結果、孤児たちは期限切れのミルクなどを飲まされて食中毒になったりする。そんな中、現場から高級官僚の汚職に対して反発があり、現在は現場職員対厚労省の水面下の闘いが進んでいる。
日本から、たくさんのプレゼントを預かっているので、それを子どもたちにここで配ろうと思う。取材許可が出て、明後日の木曜日に再度訪問することにした。
孤児施設の本部を出て、ツルツルに凍った道を車まで歩いていたときだった。慎重に歩いていたつもりだったが、つるっと滑って見事に転倒、後頭部を強打。好事魔多し。しばらく動けず。カブールではタリバンより凍った道の方が恐ろしかった(笑)。
露店で昼食を済ませ、しばらくホテルで休む。
午後2時、インディラガンジー子ども病院へ。ハビーブ医師と再会。この病院には戦争や交通事故などで重症者が運び込まれてくるが、この季節、最も悲惨なのは「やけど患者」である。少々痛む頭で私が見たものは…。

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このページは、nishitaniが2012年2月 7日 22:32に書いたブログ記事です。

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