アフガン9日目 キャンプで支援物資を配る

テントシートを配る ブログ用.jpg

8月20日(火)、今日は避難民キャンプにテントシートと子ども用のサンダルを配布する。午前9時からトラックに物資を詰め込む。まずは旧市街のチャン・フズリーキャンプへ。ここはたまたま旧市街のデストロイドエリア(破壊地区)を撮影しようとして、たまたま発見した中規模のキャンプ。220ほどのテントがあって、平均10人が寝泊まりしているとすれば、約2千人が故小瀬生活していることになる。4日前に訪問して、雨漏りがするとのことだったので、このキャンプにテントシート200枚。
トラックが到着し、テントシートを配ると告げると、テントからぞろぞろと避難民が集まってくる。「俺が先だ」「私のものよ」。案の定、テントシートをめぐって口論になる。このキャンプの特徴は、「女性が強い」ということ。ものすごい剣幕で、おばちゃんが怒ると、さっきまで威勢良くしゃべっていたおじさんが、すごすごと列の後ろに回る。うーん、やるな。他のキャンプもこうだったらいいのに。
テントシートを配布した後、YMCAからいただいたアフガニスタンのダリ語で書かれた絵本と、丹波市の中学校からいただいた草木染めハンカチを配る。やはり大パニックに。何とか配り終えて、次のキャンプへ。
パルワンドゥー避難民キャンプには、子ども用のサンダルを配った。昨年、ここにはテントシートを配っていたので、幸い、まだ持っているようだ。
裸足で歩いていて、ガラスを踏んだ子どもがいる。そこから細菌が入ると、様々な感染症を起こす。ただでさえ、ハエが飛び回り異臭の漂うキャンプで、腐りかけのものも食べているのだ。何とかこのサンダルを大事に活用してほしいと願う。
さて、今回のアフガンでの仕事も、これで一段落だ。毎回アフガンに来て思うことだが、まだまだ支援物資が足りない。国連は何をしているだろう。アフガンを取材するジャーナリストも少なくなり、NGOもなかなか現地まで来てくれない状態の中、アフガンはゆっくりと忘れられていく。何とか踏ん張って、支援を継続していきたいと願う。

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このページは、nishitaniが2013年8月20日 18:38に書いたブログ記事です。

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