橋下市長の特別秘書 奥下剛光氏の冬期ボーナス

奥下 ボーナス明細 ツイッター.jpg 奥下 9月休暇 願 ツイッター.jpg

年末ギリギリになって、大阪市役所から情報公開請求していた文書が開示された。それは橋下市長の特別秘書である、奥下剛光氏に支給された冬期ボーナス明細だ。
557,966円。毎月の給与が453,631円なので、その2、05か月分、つまり92万9943円が予定の支給額だった。実際にはこの額の60%、55万7966円が支給された。なぜか?
彼は2013年6月21日から7月21日まで、「一身上の都合」で休職し、さらに9月1日から9月30日まで、やはり「一身上の都合」で休職したので、40%減額されたのだ。6〜7月の休職は、参議院選挙で日本維新の会の選挙運動をしていたからであり、9月は堺市長選挙で、維新候補の応援をしていたからであろう。念のため言っておくが、奥下秘書への給与もボーナスも税金だ。日本維新の会、あるいは橋下氏個人から給与が出ているわけではない。
問題点を列挙してみよう。
1 特別秘書で一般職員ではないが、選挙のたびに1か月、合計2か月も休職することが、なぜ認められるのか? 橋下市長は一般職員には常々「政治活動をするな」と厳命を飛ばし、外回り勤務の後、10分だけ喫茶店で休憩した職員を懲戒処分にしている。ならば、奥下秘書の休職は、認められず、2か月も仕事を休んだのなら、最大級の懲戒処分を受けるべきではないのか?
2 奥下秘書にはタイムカードもなく、業務記録もない。そもそも大阪市の秘書の仕事をしているのか、維新の会の仕事を手伝っているのか、何をしているか分からない状態で、毎月45万3千円の給与が支払われている。雇用主は大阪市長だ。これでは雇用責任が問われる。業務日誌はないが、彼の行動を垣間見ることができる。それはツイッター。12年末は日本維新の会共同代表としての橋下氏にくっついて全国遊説をしていたようだ。ちなみにこの時は(私たちが騒いでいなかったので)、休職もせずに、選挙の手伝いをしていたようだ。
3 そもそも特別秘書を雇う理由が見当たらない。市役所には一般職員の秘書がいるし、半年の間に2か月も休暇が取れる秘書を、なぜわざわざ条例まで作って税金で雇用しなければならないのか。
4 給与とボーナスの支給額に驚く。休職していなかったら、年末に92万円プラス45万円で、137万円!特別秘書は課長待遇だそうだ。タイムカードもなく、業務日誌も書かずにすんで、2か月も休暇が取れるほど「自由な」職場で、普段は市役所の維新議員団控え室でダベっていて、この報酬。
橋下市長は、大阪市立の保育士の給与が高すぎる。だから民間委託にする、と言う。私は、保育士は子どもの命を預かり、発達に責任を持ってくれる貴重な仕事なので、公務員として給与を保証し、人材を確保すべきだと思う。むしろ民間保育士の給与が劣悪すぎると思っている。給与水準を低い方に合わせて切り下げてきたから、ブラック企業がはびこり、出口の見えない消費不況に陥っているのではないか。
子どもの命を預かり、女性の社会進出を支えてくれる保育士の給与が切り下げられようとする一方、自分の特別秘書には税金で大盤振る舞いの報酬を与え続ける。こんな大阪市でいいのだろうか?橋下という人物をトップに選んでしまったことに、後悔する人がますます増えてくるだろう。


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このページは、nishitaniが2013年12月28日 19:41に書いたブログ記事です。

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