後藤さんを救えなかったか?

「後藤さんを救えなかったか?——政府は何をし、何をしなかったか」というブックレットを緊急出版することになった。第三書館さん(☎03−3208−6668)から800円+税。4月25日発売予定。
後藤さんが首を斬られるとき、彼は何を思ったのだろう?
家族にもう一度会いたい。なぜ、こんな人々によって俺は殺されてしまうのだろう?いっぱいやり残したことがあるのに、ここで殺されてしまうなんて…。などなど想像すればするほどやりきれない。
後藤さんは、間違いなく救出できたと確信している。歴代の自民党内閣なら、おそらく米国の命令(身代金を払うな、テロに屈するな)に従うふりをしながら、アンダーテーブルで交渉して取り戻すことに成功しただろう。後藤さんにとって不幸だったのは、今が安倍内閣だったということ。米国に「身代金を支払うな」と言われて、そのまま忠実に従う。あるいは、従うふりをして交渉せずに、「イスラム国」の脅威だけをあおり、空爆支持、自衛隊海外派兵への世論づくりにしていく。政府は連休明けにも、人質事件の検証結果を公開すると言う。それまでに、この本を出版できてよかったと感じている。「政府はできる限りのことをした」「それ以上にイスラム国が残忍だったので、殺されてしまった」などという「検証」が出る前に。

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このページは、nishitaniが2015年4月16日 18:09に書いたブログ記事です。

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