サダちゃんの歌に感動する

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帰国できる子どもたち。右側の車椅子がサダちゃん。

8月21日、今日は平和村の食堂で、帰国できる子の名前が発表される。昼食後、一同に集まる子どもたち。
「モハンマド・アブドッラー、サダー・ジュハイル…」スタッフが子どもの名前を読み上げていく。「ナ、ハウゼ。ナ、ハウゼ」(家に帰るぞ!)の大合唱とともに、テーブルを叩いて大喜び。1〜3年間、親元を離れて、手術やリハビリを繰り返してきた成果だ、おめでとう。
一方、名前が呼ばれると思っていたのに、呼ばれなかった子どもがテーブルに突っ伏して泣いている。悲喜こもごもであるが、確実にみんな順調に回復している。今回帰れなかった子どもも、次は必ず。
ゼタラちゃんは帰れなかった。まだリハビリと手術が必要なのだ。タジキスタンに帰れることになったサダちゃんと、車椅子で外へ出る。サダちゃんは14歳だが、筋ジストロフィーと似た病気で、全身の筋肉が非常に弱まっていて、先天的に骨も曲がっている。平和村には3回来ていて、4度の手術を乗り越えて、何とか松葉杖を使って歩けるようになった。身長が低いので、最初「14歳よ」と聞いた時は信じられなかった。しかし少し膨らみかけた胸を見ると、やはり14歳なのか、と再認識する。
サダちゃんは歌が大好きで、日本人スタッフに教えてもらった「翼をください」を歌ってくれる。音感と耳がいいのだろう、その後に「WE ARE THE WORLD」を熱唱してくれた。英語の難しい曲なのに、彼女は歌詞を覚え切っていた。その横でゼタラちゃんも恥ずかしそうに歌ってくれた。
彼女たちの歌、機会があれば聞いてみてください。録音しています。
明日はいよいよグルジア、ウズベク、タジク、アフガンの順に飛行機が飛ぶ。
今回はアフガンビザが出なかったので、残念ながら私は飛行機に乗り込めないが、空港まで行って、旅立つ子どもたちの姿を撮影したいと思う。


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このページは、nishitaniが2015年8月24日 06:45に書いたブログ記事です。

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