イラクの子どもを救う会情報の最近のブログ記事

来年3月に訪れる予定の、ヨルダン・シリアの旅について、詳しい旅程表ができました。詳細は下のダウンロードファイルをクリックしてください。

  • 日程=2008年3月7日〜14日
  • 内容=ダマスカス(シリア)、アンマン(ヨルダン)などでイラク難民や現地NGOとの交流。

繰り返しますが、ヨルダン・シリアはイラクとは違い、安全な国です。イラクには絶対入りませんのでご安心ください。ぜひイラク周辺国で、戦争の断片を切り取って、日本にもって帰りましょう。

tourschedule.pdf(ツアーのチラシ・表)
tourappli2.pdf(ツアーのチラシ・裏)

本日は東京赤坂のTBS本社で、ナレーションを行った。明後日(14日)午後5時頃、イブニングニュースでイラク特集を組んでくれるのだ。関西地方、名古屋地方は放送されないが、その他の地域では視聴できるので、よろしければ観てやってください。
TBSテレビの現場の方々と意見交流したのだが、多くの方から「本当は私もイラクに行って取材したいのです」という声を聞いた。現場のジャーナリストはイラクの地を踏みたいと感じているが、しかし会社が許してくれない。これは日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日、全てのテレビ局が同じ対応だ。つまり日本では「組織ジャーナリストは戦争の前線で取材できず、入国するのは私のようなフリーのみ」ということになる。万一、イラクで身柄を拘束されてしまえば、その会社の責任が問われる。つまり3年半前の「自己責任論という名のバッシング」がいまだに尾を引いているのだ。
小泉内閣が繰り広げた「自己責任論」は、国民の知る権利を奪うための騒動だった。
守屋防衛省次官の接待疑惑で、連日大騒ぎである。しかしそこに暗躍する「武器商人」の姿は、国民の前に現れない。守屋という「トカゲの尻尾の先」は、「悪者」として報道されるが、アメリカの軍産複合体の犯罪は、メディアでは報道できないのだろうか…。

昨日、高遠さんのコーディネートで、「イラクの空には何が見える」と題する講演会を企画した。イラク・ラマーディ市で、市民社会を再建する活動を続けるカーシム・トゥルキさんを迎えての講演会だ。
「カーシムが来るの。大阪で講演会を企画できない?」と高遠さんから電話があったのは、確か3月15日。カーシムの滞在期間はわずか2週間ということで、急遽開催の運びとなった。会場を貸していただいた保険医協会の皆さんに感謝。
カーシムからは、激戦地ラマーディの様子を詳しく聞くことができた。ラマーディ市は人口40万人くらいだが、この4年間で(少なく見積もって)約3万3千人ほどが米軍に殺されているという。40万人のうち3〜4割は故郷ラマーディを捨てて国内避難民になっている。20ある学校は全て米軍に占拠され、基地になっている。米兵たちは冬場暖を取るため、学校の机やいすを燃やしている。病院は米兵に包囲されているので、重傷者も病院へ行くことができない。米兵と武装勢力の間で銃撃戦が始まって、それに一般市民が巻き込まれ、重傷を負っても、人々は病院へ行かずに家に帰る。そこで出血多量で死んでも、死者数にカウントされない。実際、止血剤や応急手当がないため、出血多量で死ぬ人が多いという。
カーシムは「武装勢力は負の遺産」という。米兵との戦闘で肉親を失って武器を持って戦うイラク人が多いのだが、「それでは解決しない」と。戦闘が戦闘につながり、犠牲者の数が雪ダルマ式に増える。まさに今のイラクの状態であるが、彼によると「戦闘ではなく、そのエネルギーを病院や学校の再建に向けること」が大事だというのだ。
つまり9条の考え方である。日本から大量の机やいすをラマーディの学校に運ぶ際、ラマーディの武装勢力から「自衛隊を派兵している日本から?米軍関係の物資ではないだろうな?」と検問されたという。
そのたびに「政府からの援助ではない。日本の民間人からの人道支援だ」と説明して難を逃れたという。
昨日、政府は派兵を2年間延長すると決定した。私たちは声を大にして言わねばならない。
「日本政府と日本人は違う。多くの日本人は撤退を望んでいる」と。

イラクから帰国すると、とたんに忙しくなり、このブログも更新しなくなるのが常なのだが、それではいけないので、近況とともに連絡を。
3月20日、開戦4年目の日は、北海道で講演。平和運動フォーラムという組織があって、そこの十勝、岩見沢双方の方々から招かれて北海道へ。北海道の特徴は、前回の郵政民営化選挙で、「唯一自民党に負けなかった」という土地柄。旧社会党の影響力が強いところで、私を招いてくれた責任者の方は、国鉄民営化のときに首を切られた国労の方だった。
北海道を含め、全国で知事選挙が始まったが、相変わらず知事候補が乱立傾向である。
憲法問題で統一候補ができないものかと感じるが、なかなか難しいようだ。
3月30日(金)大阪府保険医協会M&Dホールで、激戦地ラマーディから来日したイラク人青年カーシム氏を招いた講演会を開催する。午後7時から9時。講演会に先立って、私のイラク最新映像を上映予定。
年度末の忙しいときだが、30日の夜は、保険医協会M&Dホールへ。地下鉄難波26番A出口歩いて5分。連絡先は 保険医協会の住所 大阪市浪速区幸町1−2−33
          電話 06(6568)7721〜9 

イラク人ジャーナリスト、イサーム・ラシードが24日の夕刻、関空に到着する。「ファルージャの証言」というDVDを製作した人物で、イラク戦争の最前線からの映像は非常にショッキングである。
2004年の米軍によるファルージャ空爆の際には、ファルージャ市内の路上で寝泊りしながら殺され行く人々を撮影し、内戦状態のバグダッドからは連日のテロで犠牲になる人々、さらには2月22日のシーア派聖廟爆破の真相を取材する、という気骨の人物である。
彼は米軍に3回つかまっている。イラクでは、「ジャーナリストである」ということがばれると、米軍に逮捕され投獄される。刑務所で拷問を受けたそうだが、彼はしぶとく取材を続け、新しいDVDを作成した。
このDVD、実はアンマンまで持ってきてくれていたのだが、ヨルダン政府の情報機関に没収されてしまい、彼の手元にはない。仕方なく、イラクから私に宛てて、直接航空便で送ってくれているのだが、いまだにその航空便は到着しない。
彼の最新映像が報告会で間に合うか、非常にやきもきするのであるが、以下、緊急の日程である。
1 5月25日(木) 午後7時 大阪市北区天神橋1−13−15 グリーン会館2階
           DVDが到着することを願って、イサームの解説を聞きながらそれを上映
2 5月30日(火) 午後6時半 大阪市浪速区幸町1−2−33
           大阪府保険医協会 M&Dホール   
           「劣化ウラン弾などで被害を受けたイラクの子どもたちを支援するおおさか市民基 」
の結成総会をかねて。
モハマド君、イスラーちゃんの最新映像や、私が撮影してきたイラク・スレイマニア の最新映像も。
緊急なので、みなさんの予定が調整しにくいかもしれないが、ぜひご参加を

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