nishitani: 2013年3月アーカイブ

アトマキャンプ ブログ用.jpg 写真はシリアのアトマ村にできた避難民キャンプ。トルコに抜けられないシリア人が、オリーブ畑にテントを張って数ヶ月ここで暮らしている。


3月2日から13日まで、シリア取材を敢行した。イスタンブールからハッタイというところへ飛び、キリルというトルコの街から、堂々と国境を越えてシリア入りした。前回は夜間潜入、不法入国だったが、今回は自由シリア軍の車で、医療支援物資を携えての、「人道入国」だった。
トラック一杯の医薬品は、国境で止められたので、アレッポの病院で医薬品を配布する様子は撮影できなかったが、アレッポの街の様子、銃撃戦、一発のスカッドミサイルで150人が殺された現場、麻酔薬なし、酸素吸入なしで手術する病院などを取材できた。
アレッポで4日過ごし、いったんトルコに帰り、態勢を整えて、またシリアに入った。バーバルハワーという国境の町で、ここにトルコに逃げることのできない数万人の避難民がテント生活をしている。
なぜトルコが難民を受け入れないかというと、「キャパを越えてしまった」からだ。あまりにも多数のシリア人が逃げてきて、数ヶ月前からトルコ政府は国境を閉じた。なので、国境のオリーブ畑に「テントの群れ」ができている。半年前、私はこのオリーブ畑に張り巡らされたフェンスを乗り越えて、不法入国したのだ。今やそのオリーブ畑に人々は滞留し、寒い冬をテントで過ごした。電気なし、水道なし、風邪薬なし。国連も人道支援のNGOも来ていなかった。
アレッポの今と、避難民キャンプ、病院の映像をまとめたので、まずは、
① 3月31日(日)午後2時から、東京のJICA地球広場でシリア報告
② 4月26日(金)午後6時半から、大阪市立いきいきエイジングセンターでシリア報告会
の2箇所で行います。
上記に加えて、3月30日オンエア予定で、4月5日にはネット配信予定の「ラジオフォーラム」で現地音声入りで放送します。ぜひラジオも聞いてやってください。以上、お知らせでした。

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